梨とリンゴ

ニューヨークとっとり応援ブログ!

夏の終わりの忘れ物

虫の鳴き声に集中しもう少しで蜘蛛に捕まるとこでした(汗)

 

 夏が過去になり広葉樹の落葉に季節の変化を感じている。職場に隣接している森は秋の到来と共に衣替えに忙しい様子である。

 誰が言い出したのかは不明だが、日本人特有の性質として虫の鳴き声を聴く感性を持っているらしい。虫の鳴き声を言葉と同じように聴けると言われている。夏が終わって秋になった今、ふと思い起こした様に辞し自身の中で声がした。「そういえば!今年はまだ、虫の声を聴いていないぞ。」この夏、夏の終わりに虫の声を聴いたという記憶が全く無いのである。おそらく何処かの草むらや庭で虫の鳴き声を聞いていたはずなのだが、残念ながら意識はそこに無かった様子。即ち今年の夏は虫の声を聴き損ねた、別の表現説明すると自分は日本として失格であり、気持ちはとても焦ったのである。その後意識して草むらに耳を傾ける様になり、幸いな事に虫の鳴き声を認識する事が出来た。今年は虫の声を聴き忘れる所であった。

 森を中を耳を澄まして歩いていると、虫の声を拾う事に気を取られて蜘蛛の巣に頭を掴まれるところであった。音に関心を持っのはいいが、前方注意!

 ハロウィン近し、蜘蛛も頑張っているみたい。