梨とリンゴ

ニューヨークとっとり応援ブログ!

Happy Easter!

バーモント州の観光案内所に掲げれれていた卵の絵

 今年2024年のイースター(Easter)は3月31日。イエスキリストの復活を祝う復活祭でキリスト教国家の祝日である。この日のシンボルは卵と兎。卵は生命の始まりを意味し、兎は繁殖力が強い存在として用いられている。ねずみ男に言わせると、兎よりもネズミの方が生命力や繁殖力があるぞ!と説教をくらうかも知れない。因幡の伝説に登場する白うさぎは春を象徴する生き物なのである。イースターの祭日は春の訪れの祝いと理解している。

 春の到来は何かと忙しい。ニューヨークでは毎年セントパトリックディパレード、というアイルランドの祭りが3月の3週目に街の中心で繰り広げられ、街は緑に染まる。これは春を告げる動的な祝いの様だ。そしてイースターはどちらかというと静的な祝いとなる。世界的には春分となり、日本ではお彼岸の時期、御先祖様を供養する時である。太陽の日差しが暖かくなり、4月という節目に気持が緩む。最近、昼間に眠気を感じる事で春の到来を感知している。