梨とリンゴ

ニューヨークとっとり応援ブログ!

ウォール街のブル

ニューヨークウォール街のシンボルである牛の銅像

 

 マンハッタンの南にウォール街と呼ばれる金融街がある。その南端に突進する雄牛の大きな鋳物があり観光名所となっている。雄牛(ブル)とは強気相場を意味し、景気や株の上昇時に使う表現です。このブルは金運上昇のシンボルであり、その恩恵にあずかりたいとする人々が連日世界中から訪れます。雄牛の部位でもお目当てはキ○タマで、それに触れて一緒に写真に収まる為に長い行列が出来るという有様です。

 金融街のブルも摩天楼も多くの人々にとっては富の対象。鋳物の牛は5000年前の旧約の時代から存在し、一神教の世界では偶像崇拝の象徴という歴史もあります。この地域では事実多額のマネーが動いていますが、それは目に見えない計り知れなくでかい怪物のようなもの。この怪物は世界を動かし、人間を支配する力を持つ。ニューヨークがニューヨークらしく存在するのはアメリカ経済の中心であるこのウォール街有っての事、そのシンボルがこのブルとそのキン○マなのである。(拝)