梨とリンゴ

ニューヨークとっとり応援ブログ!

自由の女神

マンハッタンのリバティパークから自由の女神を望む

 日本で暮らしていると自由という概念は意識しづらいかと思う。昔サンフランシスコでアジアの某国から来たYさんとの関係において、自由という概念を自分の中で始めて意識した思い出がある。それまでの僕には自由と放縦の区別さえなかった。自由にはルールと責任、そして良い結果が伴う事が条件となる。また、人が生きて生活してゆくうえで必要なものは、衣食住+自由、なのである。

 自由の女神(STATUE OF LIBERTY)はニューヨークを象徴する存在である。正式名称は LIBERTY ENLIGHTENING THE WORLD であり、この名称には自由の背景、なにやら深い示唆が潜んでいる。1776年のアメリカ独立の100周年を祝ってフランスから贈呈され1886年に完成。歴史的な目で観ても愉しめる。自由の女神は、文字通り自由を象徴する建造物であり、そこを訪れる者に自由について自らに問う機会を与えてくれるのである。