
今年の冬至明けの早朝は薄っすらと粉雪が積もった雪景色であった。薄暗い森の小道を横切り春か東の方角見渡せるがハドソン川の高台の岸壁の上に立つ。目下には誇大なハドソン川が展開し蓄えた水は流れているのかどうか分からない程に穏やかである。東の空に向かって、今年はどの様な展開で陽が顔を見せてくれるのだろうか?御来光を拝むに相応しく気持は整っているか?など、思考が駆け巡り緊張が走る。薄暗い空が蛍光灯を灯した様に明るくなった。東の空がオレンジ色に展開し、その色彩の濃い中央に蝋燭の炎を灯した様な真っ赤な陽が現れる。太陽の誕生出産である。思考が止まり言葉も失う、ただただこの瞬間に自分がここに居るという、ありのままの時間が過ぎる。この宇宙の営み、地球の運行、意識の自覚、ここに地球に生きる我々人間の分母が存在している。僕にとっては今年12月21日、この冬至明けの今日こそが新しい年の始まりなのだ。今から、師走に向けて、そして元旦を迎える為の準備が始まる。








