梨とリンゴ

ニューヨークとっとり応援ブログ!

ワンタン麺が食べれる事の幸せ

シンプルで無条件に美味しい中華街のワンタン麺

 春節が終わったニューヨークの中華街(チィナタウン)に足を運んだ。目指すのは一杯の中華そばを食べるためである。友達と中華街にあるマクドナルドで待ち合わせて中華街の人込の中に溶けてゆく。お昼時間の混雑した飯店に並び、丸テーブルの相席に通される。熱く香りの強いウーロン茶が注がれ、まずは乾杯!香港式のワンタン麺を注文する。5分も待つことなく湯気が立ちのぼる熱々のワンタン麺がテーブルに運ばれてきた。しかし、今日のここまでの行程は長かった。あえて一時間以上マンハッタンを歩いて中華街を目指したのだ。食事の前の運動がよりよい空腹状態を提供してくれる。中華飯店の一杯のワンタン麺には雑然とした中華街の空気と、そこで生きている人々の日常が濃縮されている味である。わざわざ一時間以上歩いて食べにいく価値と満足は十二分にあるのだ。