梨とリンゴ

ニューヨークとっとり応援ブログ!

今月の一枚 August 2023

ここは鳥取 いで湯鳥取 君を待つ!鳥取しゃんしゃん祭り

 きなんせ きなんせ おどりゃんせぇ!

 最後に鳥取しゃんしゃん祭りに足を運んだのは10代の頃。当時の日本経済は成長時代、鳥取においても生産業は追い風で活気がある昭和の時代であった。1965年に始まったしゃんしゃん祭りは日本の高度経済成長時代の運勢と共に成長し現在は文化として根付いてる。鳥取の夏を盛り上げ象徴する風物詩である。

 しゃんしゃん祭りは鳥取駅前の街道が人で埋まる。街道に並び傘を持って踊る人々の和服は色とりどり様々だが握る傘は統一されており、砂丘を象徴する赤と白の柄に日本海の青、そこに魚を示す銀の模様が加わる。鳥取を象徴する色は二十世紀梨から来る黄緑色が根付いているが、本来の鳥取カラーは赤と青と白(銀)星条旗と同じかも。神事が原点である故に踊りには因幡の神が宿り華やかな踊りに神は喜ぶ。神と人々が一つになる一年に一度の機会である。300年程昔の雨乞いの踊りが起源ではるが、しゃんしゃんという響きは” 謝 謝 ”とも聞こえ、参拝を意味する意味が重なっていると感じるのは因幡鎮守神の計らいであろうか? しゃんしゃん祭りの文化は鳥取アイデンティティ、素晴らしい祭りを継続する県民の方々に感謝の気持ちを送りたい。