梨とリンゴ

ニューヨークとっとり応援ブログ!

春を迎える森は赤く燃える

 夏時間が始まり、WBCは日本が優勝を飾った!

 春を迎える変化の節目に花粉がある。葉を落とした冬の森の木々の生命エネルギーが高まるこの季節、森は一瞬真っ赤に燃える。

 職場の建物の裏側に大きな手付かずの森があり高木の樫や楓の広葉樹が茂っている。葉を落とした木々が並ぶその先の景色が見えない状態なので、森はそこそこ広く展開している。毎日この森を眺めている。森は自身の中にある景色を展開してくれているようでもあり、親しみ深く感じる。時々、鹿の家族が挨拶に来る。空には鷹が舞い、鴨の群れが歌いながら往来する。その森が紅色に燃え出した、火が付いたのである。木を見て森を見ず、ではないが、こよみを見て春を知るのではなくて、木を見て森を観て春の訪れを知るのである。

 

森がどんなに広くとも、花を咲かせる呼吸が完全に合っているのは不思議だ!