梨とリンゴ

ニューヨークとっとり応援ブログ!

ハドソン川の奇跡

 会社と自宅を往復するいつもの忙しい毎日であった。当日は夕方の5時にマンハッタンの事務所を出て帰宅の為にハドソン川に面したフェリーターミナルに向かうバスを待っていた。いつもなら5分間隔でやって来るバスが来ないので歩き出した。結局その日は歩きでターミナルに到着、いつもと雰囲気が違うのでその辺の人を捕まえて聞いてみるとフェリーは欠航でハドソン川に飛行機が落ちたとの事、全てのフェリーは救助の活動に向かった。このニュースが後にハドソン川の奇跡と呼ばれるようになった。

 

US Aiwways 1549

USエアウェイズ1549便不時着水事故は、2009年1月15日午後3時30分頃に、ニューヨーク発シャーロット経由シアトル行きのUSエアウェイズ(現:アメリカン航空)1549便が、ニューヨーク市マンハッタン区付近のハドソン川に不時着水した航空事故

離陸してから着水までわずか5分間での出来事であり、乗員・乗客全員が無事に生還したことから、当時ニューヨーク州知事であったデビッド・パターソンは、この件を34丁目の奇跡に因んで「ハドソン川の奇跡」(Miracle on the Hudson) と呼び称賛した。ウィキより、

 

このストーリーは後に映画となり人々の記憶に残る事となった。飛び上がった飛行機の二つのエンジンが同時に出力を失うという事態は想像しただけでも恐ろしい出来事である。毎年一月になるとこの記録を思い出す。最悪の事態を回避したというのは事故とはいえ縁起のいい話題なのかもしれない。